出張というのは、時間も金もかかるもの。一番基本は、出張で失う金や時間以上の価値を産み出すことです。自分が時間や金をかけてまで行動をしなくてはいけないという心得が基本かと。は例えば、クリントン元大統領の北朝鮮訪問。「ここぞ」という時だけ、本当に大事な価値のある出張をしましょう。
上手く週末や休日をひっかけて観光していやろうという人もいますし、それももちろんOKですが、今まで会った人でそういうことをする人は共通して仕事が苦手。やっぱり気持ちが違うからでしょうか。
同時に、ビジネス旅行だからといって、やたらファーストクラスにこだわったり、高級ホテルにこだわる人もみっともない。個人旅行の時はエコノミーなのに、会社の金ならファースト、という貧乏性だけでなく、会社の金ならいくらつかってもよい、という姿勢からして何のために出張をしているのか分からない。実は会社で「デキる」人ほど出張費が安い、とも聞きます。
飛行機で:
チェックインラゲッジはできるだけ避けるのが基本です。まず、時間が圧倒的に無駄。また、荷物は無くなるのが基本と考えます。資料をチェックインしておいて無くしてしまっては負けです。
チェックインラゲッジに、過去のタグだのステッカーだのベタベタと貼りっぱなしにしているのは最悪です。最近は荷物はバーコードで仕分けされるので、昔のタグはすぐに捨てるのが大事。エアラインタグをベタベタ貼って旅行の回数を自慢しているのは、海外旅行が自慢だったころの貧乏時代の遺跡です。時々そういう人を見ると哀れにさえ見えてしまいますね。
高級なカバンをチェックインするのも危険です。盗難に会うのを待っているようなものですから。
自分の荷物を識別するために、黒以外のカバンを買うのも有効です。カラフルな布を巻いておくのも良いです。私も下品なネームタグを付けてます。
飛行機の中では、仕事をせずに体を休めるのが基本ですが、私の経験上、ラップトップを利用しなかったことはありません。長時間用のバッテリーを用意します。隣の人に敬意は払いますが、間違って話好きと話をしはじめては時間が本当に無駄になります。
座るのは、廊下側がオススメです。荷物を出したり入れたり、便所に立つのも楽です。片側が開いているので、ラップトップを利用するときに肘があたりません。
前にスペースが大きい非常口やスクリーン前は狙い目ですが、赤ちゃん連れが座っていることも多々あります。どっちにしても、体の大きい私はだだをこねて非常口前の席にしてもらってます。
休む場合は、靴を脱ぐのが基本です。靴を履いていては眠れません。便所に立ったりするので、スリッパのようなものを用意しておくのが手ですが、無いときは厚手の靴下を二重にして履くという技があります。
また、国内線は食事が出ません。乗換で食べる、という仮定をたてず、時間がある時に食べるのが基本です。San Franciscoが霧で、フライトが4時間遅れたこともあるくらいです。
ホテル:
自分のアラームクロックを持って行くのが基本です。モーニングコールに頼るわけにはいきませんし、ホテルのアラーム時計の設定には慣れていないので、間違うのは必至です。
アメリカ、海外のホテルにまず無いのは髭剃り、歯ブラシ、スリッパです。特に靴を脱ぐ生活をする日本人にスリッパは大事です。
Wifiが無料、というは標準になるのは安いホテルだけ。高級ホテルはまだまだ課金してきます。特にヨーロッパのホテルは高いので、Wifiの価格をチェックするのも基本です。
VPNはどこでも使えるというわけではありません。大事なファイルはローカルDriveにコピーしておくなど、基本です。私は大事なファイルはまだハードコピーを持ち歩きます。
食事を一度くらい抜いても死にませんが、大事なのは脱水症状を避けること。移動中は水分補給を忘れたりします。コンビニはどこにでもあるわけでもありません。生水は飲めないので、飲めるところで水分は補給しておきましょう。ホテルの冷蔵庫の飲料は高いですが、2日以上滞在する場合は、後日飲んだものと同じものをコンビニで買って補填しておくという裏技もあります。
着替は最低限持つのが基本です。2泊の旅行なら、下着は2日分。もしも追加が必要ならいつでも旅先で購入出来ます。
最後に、頭痛薬、胃薬、下痢止めなど薬を携帯するのは基本の基本です。また、扉の裏の非常口マップで避難経路を確認するのも大事です。
移動:
深夜に空港につくことは避けましょう。レンタカー屋が午後の4時で閉まる空港もありますし、なによりも暗闇を運転してホテルにたどり着くのはストレスで す。私も一方通行だらけのダウンタウンの深夜の1時にグルグルと走りまわって時間も体力も無駄にしたこともあります。深夜の1時に無理やりレンタカー屋に シャッターを開けさせたこともあります。午前2時についたため、レンタカーもタクシーも無いローカル空港で空港脇のホテルまで歩いたこともあります。
バスや地下鉄での移動は都市だけで可能です。荷物もあるので、タクシーを使うのを恐れないことです。空港の駐車場も高価なところばかりです。3日以上の滞在ならシャトルやタクシーの方が安かったりします。
レンタカーについては、一番自由度が高く、移動先であちこちに行く人には最高の選択です。ただ、慣れてない土地で慣れてない車の運転というのはストレスになります。GPSは必需ですし、まず早め早めの移動が大事です。私も着いたところ、ハイウェイが工事で完全にシャットダウンしていて、40分で付くところが1時間以上かかったこともあります。GPSにだけ頼らず、地図を貰うのも大事です。
車に乗っても、直ぐに走りださず、ワイパー、ライト、などすべてチェックして、ミラーの設定を確定しましょう。ガソリンタンクのフタの開け方も知らなくてはいけません。スバルのように不可思議なところにボタンがある車もあります。
靴については、追加を持ち歩かず、一足で全てを果たせる靴とするのが基本です。追加の靴を持ち歩くのは本当に邪魔です。私は出張先のオフィスに予備の靴を置いてあるくらいです。歩きやすく、自分の足を守る靴が大事です。出張先で一番大事なのは足。ケガをしては終わりです。女性もハイヒールは避けること。
洋服は、どの気温にも対応出来ること。つまり、重ね着が出来るのが大事です。地域によってまったく気温が違う米国では、私は真夏でもセーターを持ち歩きます。San Franciscoみたいに真夏でも最高気温が20度という地域さえあります。
メガネの人、コンタクトレンズの人は、必要以上にスペアを持って行きます。これだけは旅先で購入出来ないですから。ところで1時間でメガネが作れるビジネスがあればバカ儲けできそうです。空港とかで。
最近の携帯電話、PC、カメラ、すべてが充電器が必要です。家を出る前に何度も確認を。
時差のあるばあい、アウトルックの設定をしなおさない限り、時間が狂ってしまってます。私の場合は現地時間に書き直したスケジュールをノートブックの上に貼りつけておきます。これなら間違いも無い。
最後に、出張先は環境が変わるので、体へのストレスが大きいので、出来る限り無理をしないのが基本です。せっかく出張に来たのだから、と死ぬほど働く人がいますが、これだと逆に効率が悪くなったりします。出張に慣れている人ほどバランス良く働いている感じがしますね。